民間教育機関といえる塾が、公的教育機関となる学校の要請で校内において、いろいろな取り組みが行われています。例えば、中学校での有料補習授業だったり、塾講師による校内での授業が開催されたり、塾が配信する映像授業を受講出来たり、2008年には塾関係者が校内で個別指導まで実施されたりと挙げれば枚挙にいとまがないほどです。その他にも島前3町村では、いろいろな教育活性化に対する取り組みが試みられているそうです。進学実績が一概にこのセンターだけによるものとはとは言えないかもしれませんが、自治体という公共機関が塾を作るとなれば。今までに培ってきた学校と塾というお互いが補填しあうなか独立性も維持してきた関係がどうなるか、という懸念も多少はあるでしょう。いずれにしても今までになかった試みとして、評価できると言われているのも納得いくような気がします。