塾の意図

 塾の考えていること、指導方針、理念を理解することなく、何もかも任せてしまうような保護者は、子どもを受験させるのに向いていません。塾と意思疎通できるくらいのコミュニケーション能力は必要となります。例えば、子どもが塾の課題を上手くこなせないで悩んでいるとしましょう。その場合は保護者が塾に連絡した上で、きちんと指導してもらえるようにお願いします。課題を塾にいる間にやらせるのも一つの方法でしょう。その他の例としては、カリキュラム通りに塾が指導してくれない時、改善を促すことも挙げられます。宿題や授業の内容のずれについて、説明を求めるのです。
 塾の意図は保護者が探らない限り、中々見えてくるものではありません。塾のカリキュラムや宿題、小テスト、各種アドバイスの意味、意図がよく分からない時は、塾に問い合わせる必要があります。ただ言われるがまま課題をこなしていても、その目的がはっきりしていないのであれば、学習意欲も低下してしまいます。子どもが安心して勉強に打ち込むためには、親が協力しなければならないということです。この協力の仕方は、様々な要素で決定されます。主要素は言うまでも無く、子どもの性格です。他の要素としては、保護者の受験に対する考え方、塾の理念等が挙げられます。それぞれが有機的に作用することで、お互いにどのように付き合っていけばよいのかが分かってくるはずです。
 家庭は沢山ありますが、この「協力の仕方」はそれぞれ異なっています。その協力が上手く機能するような塾を選ぶことが大切です。子どもの能力を活かすのも殺すのも、親の選択次第なのです。もちろん入塾直後から分かるものでもありませんから、徐々に理解していけばよい話ではありますが。

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