受験対策塾の大別2
レベルの高い授業が提供される塾では、保護者がサポートしてあげることで、子どもたちも復習をスムーズにこなすことが出来ます。もちろん保護者も中学受験の勉強内容を理解できるとは限りませんから、事前に勉強しておく必要があります。中学入試関連の参考書は簡単に入手できますから、仕事の合間に出来る限りの協力はしてあげましょう。中学受験経験者の親であっても、最近の傾向を探っておくことは欠かせません。
復習の対象は、直前の授業内容とは限りませんから、与えられた課題を分類することが求められます。しかし子どもがそれを行うのは難しいでしょうから、保護者が手伝ってあげましょう。課された課題には、塾の意図が隠されています。その意図を読み取り、どの課題が特に重要なのかを見極めなければなりません。塾によっては講師毎に課題の量が異なっています。その場合は、当該講師の性格や指導方針を予め把握しておくのも有効です。例えば、課題の量が多ければ、子どもに対する期待が大きいのかもしれませんし、単にスパルタ方式を採用しているだけなのかもしれません。
受験対策塾の出す宿題の量は、子どもが可哀相だと感じる程で、こなすスピードの遅い子どもの親は、塾と相談することをお勧めします。どうしても意欲を継続させることが出来なければ、転塾も選択肢になるでしょうが、その前に出来ることは沢山あります。モチベーションを持続させるのは、塾よりも保護者に求められる役割であり、それは各家庭で様々でしょう。いずれにしても子どもに無理な負担を掛けないように注意を払います。